転職の履歴書に学歴はどうやって書く?
学歴を書く際の基本ルールを解説

転職

転職の履歴書を作成するにあたり、「学歴」の部分をどのように記載すれば良いのか迷ってしまう方もいるでしょう。履歴書への学歴の記載は一定のルールがあり、その点を守らずに記載してしまうと、採用担当者の手間を取らせてしまったり、あまりよくない印象を与えてしまったりなど、転職活動を進める上でマイナスとなってしまうことが多いです。また、故意ではなくても、学歴詐称を疑われてしまうこともあるので注意が必要です。

本記事では、転職の履歴書作成にあたっての学歴の書き方や学歴を書く際によくある悩みについて解説します。

転職の履歴書には学歴を正しく書く必要がある

転職の履歴書には学歴を正しく記載する必要があり、採用担当者は記載されている学歴を見ていくつかのポイントをチェックしています。
ここでは、履歴書の学歴から採用担当者が考えていることを解説します。

どこでどのような勉強をしてきたのか確認するため

採用担当者は、履歴書の学歴を確認して「どこでどのような勉強をしてきたのか」を確認しています。
学校の知名度などで評価を行うのではなく、その内容をもとに、面接で質問をして応募者の事を深く知ろうとしたり、どのような業務に適性があるかを確認したりします。

どのようなスキルを持って活躍するのか確認するため

学歴を確認したうえで、「どのようなスキルを持って、会社ではどのような活躍するのか」を確認する目的もあります。
例えば、卒業した大学が英語に関する学科だった場合、採用担当者は「自社の海外事業に活かせるのでは」と考える可能性が高いです。
このように、採用担当者は今までの学歴を確認したうえで、どのようなスキルでどのような働き方をするかを想像して、採用活動を進めていきます。

正しく履歴書が書けているかを確認するため

履歴書は、応募者の基本的な情報がすべて確認できる、効率的な書類となっています。
そのような重要書類で、学歴などの部分が正しく記載できていなければ、「重要書類を正しく書くことができない」といった評価をされてしまい、採用の可能性は低くなってしまうでしょう。
このように、正しく履歴書が書けているかを確認し、ビジネスマナーをしっかりと行うことができているかをチェックしています。

履歴書に学歴を書く際の基本ルール

履歴書に正確な学歴を書くことは非常に重要です。しかし、履歴書以外にあまり書くことが無い学歴は、「いまいち書き方が分からない」という人は多いと思います。
ここからは、履歴書に学歴を書く際の基本ルールについて解説します。これらのルールをおさえて、正しく学歴を記載しましょう。

学歴は「高等学校」から記載

学歴を書く際は、学歴欄の1行目に「学歴」と中央に書き、その次の行から実際の学歴を書き始めましょう。学歴をどこから書くかに明確な決まりはありませんが、基本的に義務教育については書かなくても良いため、「高等学校」から記載するようにしましょう。もしも中学校が最終学歴の場合は、「中学校卒業」を学歴として記載します。

学校名は正式名称で記載する

学校名は省略せずに正式名称で記載するようにしましょう。
例えば、「○○県立××高等学校」「私立○○高等学校」などのように表記します。「高校」は略語であるため、正しく「高等学校」と書くようにしましょう。

学部や学科、専攻がある場合はあわせて記入します。学部や学科、専攻も省略せずに正しく記載することが重要です。もし、学校名や学科名などが長く1行に収めるのが難しそうな場合には、2行目に分けて書いても問題ありません。

入学と卒業はそれぞれ行を分けて書く

履歴書の学歴では、入学と卒業はそれぞれ行を分けて書くことがルールです。同じ学校名や学部名などを記入するため手間ですが、必ず入学と卒業は2行に分けて記入しましょう。きちんとルールが守られていなければ、ビジネスマナーの点でマイナスな印象を与えてしまう可能性もあります。

西暦か和暦を統一して書く

入学・卒業の年は、西暦か和暦どちらでも大丈夫ですが、統一して書くようにしてください。そのため、先に他の項目で記載した表記に合わせて記入すると良いでしょう。年を書く項目は履歴書にいくつかあるため、先にどちらの表記にするかを決めて統一しておくとミスなく履歴書が作成できます。

正しい情報を記載する

これは学歴欄に限らずではありますが、履歴書の学歴欄は正しい情報を記載しましょう。当然ですが、虚偽の情報を記載すると学歴の査証となってしまう恐れがあります。
また、自分にはそのつもりが無くても記入ミスをしてしまうと、採用担当者に学歴詐称をしていると判断されてしまい、採用されないといったケースもあります。正しい情報を記載するのはもちろんのこと、記入ミスが無いように丁寧に書くようにしましょう。

学歴を書く際によくある悩み

学歴を書く際に、「このようなケースの時はどうやって書けばいいの?」と特別なケースがある人もいると思います。ここからは以下のケース別に学歴の書き方を解説します。

  • 中途退学した場合
  • 休学した場合
  • 浪人や留年した場合
  • 学部・学科を変更している場合
  • 最終学歴が大学院卒の場合
  • 社会人になってから学生になった場合

中途退学した場合

高校などを途中で退学した場合は、その内容を学歴に記載する必要があります。学校の正式名称を記載した後に「中途退学」と開催しましょう。「中退」は略語なので使うべきではありません。また、中途退学の理由も併せて記載すると良いでしょう。あまり理由を記載したくない場合は、「一身上の都合」と記載してももんだいありません。

「中途退学は印象が悪くなりそうなため記載したくない」という人もいるかもしれませんが、記載していなかったり、嘘の情報を記載したりすると、学歴詐称となってしまいます。採用担当者には正確な情報を伝えることが重要です。

休学した場合

学校を休学していた際は、その内容を記載するようにしましょう。休学期間を書かずに、高校入学から卒業までに期間が3年以上たっていると、採用担当者からすると疑問が残ります。疑問を抱かせないためにも、きちんと記載することが重要です。

また、勘違いからマイナスなイメージをもたれないためにも、休学理由も書くことをおすすめします。
病気やケガなどで休学していた場合、現在は関知しているのであればその旨も記載したほうが良いでしょう。完治しているか分からない状態では、「業務に支障はないのだろうか」と採用担当者に疑問を抱かせてしまいます。「病気療養のため1年間休学。現在は完治」などのように記載しておきましょう。

浪人や留年した場合

浪人と留年をした場合は、改めてその旨を書く必要はありません。入学と卒業年度が正しく記載されていれば、その期間に浪人または留年があったことが採用担当者に伝わります。ただし、面接では採用担当者から浪人や留年をした内容について聴かれる可能性があります。嘘の情報を伝えることが一番やってはいけないことなので、正直に伝えるようにしましょう。

学部・学科を変更している場合

学校は変わりなく、学部や学科を変更している場合も学歴に記載する必要があります。入学時の学部と卒業時の学部が違うことをきちんと伝えておくためです。入学の1行下に改めて学校名と変更先の学部または学科を記載し、1文字空けた横に「編入学」と書きましょう。

学部・学科を変更していると、面接で「なぜ学部・学科を変更したのか」について質問される可能性があります。前向きな言葉で変更した旨を伝えることができるようにしておきましょう。

最終学歴が大学院卒の場合

大学院を卒業した場合、履歴書の学歴欄には「卒業」ではなく「修了」とするのが正しい書き方です。大学院には「修士課程」と「博士課程」があり、修士課程を終えたら「修士」の学位を、博士課程を終えたら「博士」学位が与えられるようになっています。修士課程まで終えたなら「修士課程 修了」、博士課程まで進んで終えたなら「博士課程 修了」と記載します。なお、博士課程まで単位を取得し、博士号の学位を取得しなかった場合は「博士課程 単位取得退学」と記載しましょう。

社会人になってから学生になった場合

高校を卒業して一旦社会人となり、再度学びたいことがあったため大学や専門学校に入学した、といったような社会人になってから学生になった人もいらっしゃると思います。そのような場合でも、時系列は変わってしまいますが学歴欄に記載します。

履歴書では学歴は学歴、職歴は職歴で記入しなければならないため、学歴の間にブランクができてしまいますが、職歴をみれば社会人経験の後に学生になっていることがわかるため問題ありません。「なぜ再入学したか」は面接で聞かれる可能性が高いため、理由をしっかり答えられるようにしましょう。

また、社会人になってから学生になったなどの場合、学歴欄に書くことが多く、書ききれなくなってしまうこともまれにあります。その場合は、まず学歴を優先的に時系列に沿って記載しましょう。
履歴書に書ききれないからといって省略するのはルール違反となります。
職歴は、「入社」「退職」などを同じ行にまとめて簡略して書いても大丈夫です。

まとめ

本記事では、転職の履歴書作成にあたっての学歴の書き方や学歴を書く際によくある悩みについて解説しました。履歴書は、採用担当者にあなたの情報を与える重要なものです。学歴などの細かな部分を正しく記載していなければ、それだけでマイナスな印象を与えてしまう恐れがあります。
特に転職する応募者は、社会人経験が少なからずあることから、「基本的なビジネスマナーはできる」ということが大前提として考えられています。ちょっと学歴の記載ミスが悪い評価へと繋がってしまうこともあるのです。
転職活動をスムーズに進めていくためにも、学歴などの記載は丁寧に行うようにしましょう。

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