転職エージェントは使うな!?
デメリットや裏事情について解説

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「転職エージェントを使わない方が良い」という情報を目にしたことがありますか?

検索窓で「転職エージェント」と検索すると、「転職エージェント 使うな」や「転職エージェント 見捨てられる」といった文言を目にします。

転職市場に初めて足を踏み入れるあなたにとって、エージェントの存在は一見、魅力的に映るかもしれません。求人の紹介から面接のアレンジ、時にはキャリアアドバイスまで、エージェントは転職をスムーズに進める強力なサポーターのように思えます。

しかし、実際はどうでしょう?本当に全てのエージェントがあなたのキャリアにとって最善なのでしょうか?

この記事では、転職エージェントの裏側に潜むデメリットに光を当てます。
エージェントの利益相反、個人のキャリア目標とのミスマッチ、プライバシーの懸念…
これらはエージェントを利用する際に考慮すべき重要な点です。また、どのようなエージェントなら信頼できるのか、自分に合ったエージェントの選び方も解説します。

転職エージェントの役割やサポート内容について詳しく知りたい方は、こちらの記事にて紹介していますので、先にこちらの記事をご覧いただくことをお勧めします!

転職エージェントの裏事情】利益相反と市場のプレッシャー

「転職エージェントを使うな」「やめた方が良い」と言われる理由にはいくつかありますが、まずは転職エージェントがどのようにして利益を得ているのかについて知っておく必要があります。

業界の事業やそもそものビジネスモデルについて解説していきましょう。

転職エージェントのビジネスモデルと儲けの仕組み

多くのエージェントは、成功報酬型の収益モデルを採用しています。

これは、求職者が新しい職を見つけた際に、その企業から報酬を受け取るという仕組みです。
そのため多くのエージェントは、求職者側からサポート費用をもらうことなく求職者の為にあれこれ動いてくれます。

この仕組みは表面的には、求職者と企業の双方にメリットをもたらすように見えますが、このモデルには重要な落とし穴があります。エージェントは報酬を最大化するため、高給与のポジションや大手企業への配置に焦点を当てがちです。
これにより、求職者の真のニーズやキャリア目標が後回しにされるリスクが生じるのです。

(参考あり)

人材業界内競争の影響

転職エージェント業界は非常に競争的です。

多数のエージェントが市場シェアを争っており、その結果として企業との関係構築に重点が置かれることがあります。例えば、あるエージェントが特定の大企業と独占契約を結ぶことで、他のエージェントとの競争から一歩リードすることができます。要は付き合いがあるか無いかによって、前述した報酬条件が変わってきたりします。

このような状況は、小規模企業や特定のニッチな業界に特化する求職者にとって不利に働くことがあります。エージェントが大手企業や人気業界に焦点を当てるあまり、求職者の多様なニーズやキャリアの選択肢が狭められる可能性があるのです。

企業側への偏重の問題

転職エージェントの多くは、このような仕組み上、求職者よりも企業側により大きな重点を置く傾向があります。

エージェントが企業からの報酬に依存しているため、企業の要望を優先することが一般的です。
例えば、求職者にとって条件が不利な職種や職場環境でも、エージェントはその求人を推し進めることがあります。また、求職者のスキルセットやキャリア目標と合わない職を紹介することも少なくありません。

これにより、求職者は自身にとって最適な選択肢ではない職に就くリスクが高まります。

転職エージェントの賢い活用方法:振り回されない使い方

転職エージェントの仕組みや闇の部分に触れましたが、正しく活用することが出来れば強力なパートナーになりえます。

ここからは、業界の全体像を把握したうえで、彼らを活用していく方法について解説していきます。

自分のニーズを明確にする

エージェントを利用する前に、まず自分のキャリア目標と求職ニーズを明確にすることが重要です。

自分が何を求めているかを知ることで、エージェントに対して具体的な要望を伝えることができ、より適切なサポートを受けることが可能になります。例えば、特定の業界への転職を希望する場合、その業界に精通したエージェントを選ぶことが重要です。また、特定の地域や働き方(リモートワークやフレックスタイム等)に焦点を当てたい場合も、そのニーズを明確に伝えましょう。

料理人に「10000円でなんでも良いからおすすめの料理を作って」と頼んだら、原価の安く手間のかからない料理しか出てきません。

こちら側から、どういった料理が食べたいのか、味の好みや苦手な食べ物、おなかのすき具合などを伝えて、初めておすすめの料理は完成します。

エージェントの選び方と質問

エージェントを選ぶ際には、その専門性、評判、提供するサービスの範囲に注目することが重要です。転職エージェントの選定に際しては、事前にリサーチを行い、口コミやレビューを参考にすることも有効です。

また、最初の面談時にはエージェントの経験や専門分野について質問し、自分のニーズに合っているかを確認しましょう。エージェントに対して、過去の成功事例や具体的なサポート内容に関する質問をすることで、そのエージェントが自分のキャリア目標に合っているかどうかを判断することができます。

ただ話を聞くだけではなく、こちら側から積極的に質問を行ったり自分の要望を伝えるなど、フラットな関係を築くことが重要になってきます。

アクティブなコミュニケーションの実施

前述の内容と少し被りますが、エージェントとの関係では、アクティブなコミュニケーションが鍵となります。

エージェントには定期的に自分の転職活動の進捗や感じていることを伝え、必要に応じて戦略を調整しましょう。また、エージェントからの提案やフィードバックに対しても積極的に反応し、自分の意見や感想を伝えることが重要です。あくまでも転職活動を行うのはあなたであり、最終的な決定権はあなたにあります。

ただエージェントに言われたことを実施するのではなく、自分の意見や要望を伝え、そこに対してどれだけ熱心に動いてくれるかはテージェント選びで重要な観点になります。

自己主導の転職活動でキャリアを自らの手で形成する

自分で情報を収集し、求人を探す過程では、自分自身のキャリアに対する理解を深め、自分にとって本当に価値のある仕事を見つけることが可能になります。自分の興味や強み、キャリアの目標に基づいて転職先を選択することは、より良い転職活動を行う上で一つの選択肢になります。

転職の形は多様化し、自分自身のスキルを売る時代にもなってきました。

求人サイトや転職イベント、SNSの活用など企業に直接つながる方法はたくさん存在します。

転職エージェントに頼りきりにならずに、広い視点で自分自身のキャリアを見つめていくことが重要になります。

まとめ

この記事では、転職エージェントの利用に隠されたデメリットや裏事情を詳細に掘り下げました。
エージェントのビジネスモデルや市場内の競争がもたらす利益相反、企業側に寄りがちなアプローチ、個人のキャリア目標とのミスマッチなど、エージェントを利用する際に潜むリスクを理解することは、賢明な転職活動に不可欠です。

しかし、これはエージェントの利用を完全に否定するものではありません。むしろ、エージェントの選び方、彼らとの効果的なコミュニケーション、そして自己主導の転職活動の重要性を理解することが重要です。
自分のキャリア目標に合ったエージェントを選び、自分の条件を明確に伝えることで、エージェントの提供する価値を最大限に引き出すことができます。

最終的に、あなたの転職活動は自分自身でコントロールすることが鍵です。
エージェントはあくまでサポートツールの一つに過ぎず、自分自身のキャリアに対する深い理解と、積極的な行動が成功への道を切り開きます。自分に合った転職方法を選び、自分のキャリアを自らの手で築いていきましょう。

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