株式会社Cardio Flow Designは東京都千代田区に本社を置き、血流解析に関する学術研究用の製品・サービスを提供している企業である!
そんな株式会社Cardio Flow Designが掲げるミッションは「血流解析で医療を変える」。
心臓の血流の情報から、疾患を予想したり手術計画を立てたりすることができる時代が近い将来やってくるとのこと!
最高技術責任者である宮崎さんと、最高マーケティング責任者である大高さんにお話を伺ってきました!
By 金子
本日はよろしくお願いいたします!
よろしくお願いします!
よろしくお願いします!
株式会社Cardio Flow Designは何をしている会社?
まずは、事業内容から伺わせてください!
心臓の血流解析をメインに医療に役立つソフトウェアの開発をおこなっているんですよね?
そうですね、弊社は心臓の治療に役立つようなソフトウェアを開発しています。
「血流解析」をまずひとつ重要なキーワードにしていて、心臓の血流解析によって医療のイノベーションを目指しています。
なるほど!?
心臓の機能として最も想像されるのは、酸素を適切に各臓器に運ぶというものがあると思います。
血流解析によって、その機能をしっかり果たしているのか評価したり、治療に繋げたりできるのです。
弊社の設立者の一人である名古屋市立大学の心臓血管外科医である板谷 慶一が発明した技術を、ソフトウェアにしたものが弊社のプロダクトです。
現在では国内82の大学病院のうち、すでに6割ほどで弊社のソフトウェアを使ってもらっています。
また、アメリカを中心に海外事業推進も積極的に行っています。
すごいですね。
心臓の血流解析によって、具体的にはどのようなことがわかるようになるのですか?
4D flow MRIという特殊なシークエンスで血流の速度情報を撮像し、それを3次元的に再構成して可視化することができます。
この技術を使うと、たとえば心臓の弁に異常がある人の血流がどのぐらい悪いのかを流体力学の知見から詳細に評価することができます。
逆流や乱流の程度から心臓の効率を評価したり、加速した血流が血管壁に衝突して与えるダメージを定量化したりすることができます。
へえ!画期的な技術ですね。
そうなんです、あとはエコーからも心臓の中で出来る渦流を可視化することもできます。
最近の研究で心臓の中に出来る渦流の形は心機能を鋭敏に反映することが分かってきました。
渦の形の異常をみることで早期に心不全の兆候をとらえて治療に活かせるようになることが期待されている技術です。
予兆を早い段階でつかめるので、将来的に患者さんの治療の負担を減らせるんですね!
実際の手術ではどう役に立つ?
診断以外に、実際の手術などでも活用できるのですか?
はい!
これまで診断の技術として、MRIベースのものとエコーベースのものを紹介しました。
これらは今の患者さんの心臓を詳細に評価するものですが、実際に手術をすることになったとき、その設計をする技術も開発をしています。
CT画像からコンピュータ上で構築した血管形状に対して、仮想的に手術を行ってその効果をシミュレーションすることができます。
患者さんに手術する前にコンピュータ上で試せるというイメージですね。
先天性心疾患などは患者さんによる差異が大きく、手術のパターンも多岐にわたるので、こうした技術を使って患者さんの負担を減らしたいと考えて開発を進めています。
おもしろいですね…!
手術前にこのような予測が立てられるのは非常に便利ですね!
とくに、血流機能を評価する領域というのが先天性領域に今一番ニーズがあるんですね。
先天性心疾患というのは生まれつき心臓に疾患があるもので、100人に1人の割合で発生するといわれています。
そのうち32%が中等度または重度で手術の必要があり、1人当たり平均2.8回手術をしています。(株式会社Cardio Flow Design調べ)
それは、心臓の奇形パターンは無数にあることや成長に伴う体格変化、あとは時代によって術式が異なることが、手術が複数回にわたって手術が必要となる理由として挙げられます。
100人に1人ということは、知り合いに1人2人はいてもおかしくない数字ですね。
そうですね。
少し前までは先天性心疾患を持つ方で、成人に至らないケースもありました。
それが最近では医学の発達やテクノロジーの進歩によって、9割ほどの方が成人を迎えられるようになり、成人先天性心疾患となる方が増えました!
そのため、手術が必要な人口が増加しているので、こういった血流を見ないと不安というケースがより増えていますね。
なるほど!
より多くの先天性疾患の方を救うための手術に役立っていくんですね!
ふたりはなぜ株式会社Cardio Flow Designで働くことを決めた?
宮崎さんのご経歴を教えてください!
はい、私は早稲田大学で工学部に入り、研究室で流体解析を使った心臓の手術について研究していたんですよ。
その後北里大学の心臓血管外科で研究員として1年半くらい就任し、株式会社Cardio Flow Designに入社しました。
機械工学系から医療系に進んだんですね!
元々興味があったんですか?
いえ、元々は自動車産業などに興味があって機械工学を学んでいたんですが、研究室に入ると血流解析学は色々な人から必要とされていると感じて、より人の役に立てる血流解析の道を選びました!
そうだったんですね!
工学系が医療系にも結びつくとなると、選択肢が増えますね!
大高さんは、株式会社ビズリーチに勤めていたそうですが、なぜ株式会社Cardio Flow Designに転職しようと思ったのですか?
そうですね、新卒で入社したビズリーチでは国内向けのマーケティングや企画などの仕事をしていましたが、幼少期にアメリカに9年ほど住んでいたのもあって、日本発のものを海外に広めていけるような仕事をしたいと思っていた中で、医療産業が目に留まりました。
医療機器って多くがアメリカやヨーロッパなどの外資のもので、日本発のものが非常に少ないんです。
そして、株式会社Cardio Flow Designを見つけ「この会社の技術なら世界で戦えるだろう…!」と感じて入社を決めたわけです。
おふたりとも日本の技術で「人の役に立ちたい」という信念のもと、株式会社Cardio Flow Designへの入社を決めたのですね!
株式会社Cardio Flow Designが求める人物像とは?
現状必要としている人材は、どのような方ですか?
今弊社が求めている人物像は、2種類あります。
ひとつは、機械工学や医療などの知見があり開発者として活躍してくれる人材、もうひとつは語学や事業開発などを得意とする人材ですね。
”作る側”と”広める側”の両方を求めているということですね!
そうですね!
ただ作る側に関しては、研究開発だけでなくソフトウェアの開発も必要になってくるので、流体力学・医学・ソフトウェア開発のすべての知見があるという人材がベストではありますが、日本中探してもなかなかいません(笑)
きっとそうですよね…!
では、未経験の人も採用しているのですか?
はい!
入社してから学ぶこともできるので、学ぶ意欲さえあれば採用可能です!
たとえば、「英語は得意だけど流体力学は詳しくない」とか「工学系を学んでいたけどソフトウェア開発には携わったことがない」などでも問題ありません。
なるほど、専門的な知識に特化していなくても幅広い採用をおこなっているのですね!
入社してから新しいことを学び続けるというのは、どの会社でも変わらないですよね。
株式会社Cardio Flow Designの今後の展開は?
今のところ、研究用として販売しているとのことでしたが、株式会社Cardio Flow Designの今後のビジョンや展開を教えてください!
最終的には、日本国内で診断や手術など実際に臨床で使用されるソフトウェアになり、その後グローバル展開もしていくのが目標です。
実際にそこまで普及していくには、どのようなステップが必要なんですか?
大きく分けて2つのマイルストーンがあります。
まず、国に効果・効能を認められた医療機器にするために薬事承認を得ることと、次に導入する医療機関での経営的なメリットとして保険点数を取得する必要があります。
この2ステップをクリアしてようやくスタートラインに立ち、日本の臨床で使えるように販売できるようになるんです。
そのために現在研究用として販売し、データの蓄積をされているのですね。
グローバル展開はどのようにしていくのですか?
はい、まずはアメリカに普及したいと思っています。
実は、アメリカで医療技術が普及すると、他国にも展開しやすくなる傾向があるんです。
また、アメリカでの死因第1位は「心臓病」なので、心臓治療に関する医療技術のニーズは高いんですよ。
そのため、弊社としてはアメリカを通して他国にも広めていけたら、と思っています!
アメリカへの普及がキーポイントなんですね!
海外へ実装されていくには、およそ何年くらいかかるのでしょうか?
どれくらいですかね…
えー、どれくらいなんでしょうね〜。(笑)
保険適用までいくとすると、早くて7〜8年後くらいですかね!
今研究用として使用されているものでデータを蓄積していき、アメリカの保険会社などと交渉してようやく普及していくイメージですね。
へえ〜!
でも、もっともっとかかるのかと思っていました!
10年以内には見える未来と考えると、そう遠くないですね。
そうなんですよ。
アメリカではすでに薬事承認を取得していて、日本でも薬事申請をしているので、今年中には認可が降りるスケジュールです!
すごい!
日本ではもうそんなフェーズまで進んでいるのですね!
求職者に向けて伝えておきたいことは?
最後に、求職者に向けてアピールしておきたいことはありますか?
そうですね〜、割と自由度を持って開発できるのは弊社の強みなんじゃないかなと思います。
自分のアイディアで、開発して実装して顧客まで届けてフィードバックまでもらって…というように全部自分のコントロールでできるのは、開発者としてとても恵まれている環境だと感じます!
自分が感じるのは、ここの社風が創造性を誘発させるような雰囲気で、きっちりかっちりしていないのが魅力のひとつですね。
どんどん得意を伸ばすことで化学変化を起こして、それによってイノベーションが生まれるようなカルチャーがありますね。
だからこそ、自由度を持って自分の作りたいものを作っていきたいという意志がある方は働きやすいと思います!
やりたいことをできるのは、働く上で大切ですよね。
おふたりの雰囲気からも、温かい社風が感じられました!
いかがでしたでしょうか?!
今回は、心臓治療に革新をもたらすソフトウェアを研究開発する株式会社Cardio Flow Designの宮崎さんと大高さんにお話を聞いてきました!
未経験でも一から学べる環境が整っているので、少しでも医療やグローバル進出に興味がある方は、一度お話を聞いてみましょう!
募集要項【株式会社Third Bay】
【具体的な仕事内容】
- 接客・販売
- 商品管理・売上管理
- 商品企画・商品仕入れ
- SNS運営・管理
- イベント出店時のサポート
学歴不問 / 未経験OK
- 勤務時間 10:30~18:30(シフト制)
- 勤務日数 週2~5日
- 休日2日以上
- 1年以上勤務可能な方
- 土日勤務可能な方
- 人と話すことが好き・接客に興味がある方
【歓迎】
- 英語・中国語などの語学スキルのある方
- 日本茶の知識のある方
2024年春の新店舗オープンに向けた事業拡大に伴い、スタッフを増員いたします。
2018年4月のオープン以来、多くのお客様にご来店いただき、現在鎌倉を拠点に2店舗を展開しております。
今後も1人でも多くのお客様に日本茶を楽しんでいただき、日本茶そしてCHABAKKA TEA PARKSのファンを増やしたいという気持ちでお客様に接していただきます。
ファッション業界出身のオーナーが運営するCHABAKKA TEA PARKSは、内装をはじめ、パッケージ、グッズなど、全て自社のオリジナルデザインです。
日本茶の概念やイメージにとらわれずに新たな価値や商品、サービスを共に築いていきましょう。
- CHABAKKA TEA PARKS鎌倉店
神奈川県鎌倉市御成町11-10(最寄駅:JR横須賀 鎌倉駅)
◇駅から徒歩1分以内 - CHABAKKA TEA PARKS熱海店
静岡県熱海市銀座町8-10(最寄駅:JR東海道線 熱海駅)
◇熱海銀座商店街内
- CHABAKKA TEA PARKS鎌倉店
JR鎌倉駅西口から徒歩1分
江ノ電鎌倉駅から徒歩1分 - CHABAKKA TEA PARKS熱海店
JR熱海駅から徒歩10分
シフト制
1日あたりの実働時間:最大8時間
(シフト例)
・10時30分~18時30分
・12時00分~17時00分
- CHABAKKA TEA PARKS鎌倉店
時給 1,112円 ~ 1,500円 - CHABAKKA TEA PARKS熱海店
時給 984円 ~ 1,500円
経験・能力を考慮の上、決定します。
※研修期間あり(鎌倉店での研修を数回実施予定)
完全週休2日制
◇ 年間休日120日以上
◇ 年末年始休暇
◇ シフト制(週休2日以上)
◇ 時短勤務制度あり
◇ 交通費全額支給
◇ ユニフォーム支給
◇ 正社員登用制度あり
※感染症対策として以下の取り組みを行っています
◇ 消毒液設置
◇ 定期的な洗浄・消毒
◇ 定期的な換気
企業情報
企業名 | 株式会社 Cardio Flow Design |
代表者 | 西野 輝泰 |
所在地 |
〒102-0082 東京都千代田区一番町22-3 アデックス一番町ビル5F |
ホームページ | https://cfd.life/ |